数理音響学研究室

はじめに

数理音響学とは

音の数理を扱う学問です。
音の数理は古典物理音響学から、最新のディジタル処理まで、広い範囲を含みます。

研究の概要

音をコンピュータで扱う研究を行います。具体的には、音をディジタル信号として処理することで、音の認識や再現を行う研究を進めています。
そのほかにも、音律や音楽に関する研究など、幅広く取り扱っています。詳しくは、トピックやカテゴリをご覧ください。

研究内容

おもな研究トピック

睡眠時無呼吸症候群
呼吸音検出アルゴリズムのための判別器の作成と評価
科研費による)
野外遠隔録音技術
複数マイクロホンによる風雑音低減の検討
線形歪の低減
音源信号の再帰的補正処理によるスピーカの非線形歪低減

カテゴリ

高音質3Dオーディオ
立体的な音を高音質で再現する研究を行っています。
バイノーラル録音技術を利用した2チャンネルスピーカによるトランスオーラルシステムや多チャンネルスピーカを用いた波面による立体音の再現を研究しています。
また、スピーカやイヤホンの高音質化の研究も進めています。
音情報センシング
複数のマイクロホンを利用して、ノイズや反響の少ない音を得る研究や、音源の位置や向きを察知する研究、音の波形や周波数特性から音の種類などを判断する研究などを行っています。
音響心理学、聴覚
音色によって音のピッチがどのように知覚されるか、歌声合成ソフトを利用した歌声をどう感じるかなど、人の聴覚野それによって起こる心理的な事象についての研究を行っています。
音楽、楽器音
楽器から自動的に楽譜を生成する研究や、楽器音の時間波形や周波数特性を分析することで、その楽器の特徴を数値化する研究、物理シミュレーションによって楽器の音や部屋の響きを再現する研究などを行っています。
応用音響
音響技術を実際に社会に役立てるための応用についての研究を行っています。
たとえば、音情報センシングの技術を応用し、睡眠時のいびきなどを検知し、睡眠時無呼吸症候群の予備的な判定を行うシステムや、ノイズ除去とビームフォーミングの技術を応用し、遠くの音を高品質に録音するシステムの開発を行っています。